2013-04-11 Thu 22:00
休みを利用して行ってきました。蜂や熊の心配がない季節もあと僅か。山城を潰すなら今のうち…ということで、今回はここに足を運びました。
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~Wikipediaより抜粋~
観音寺城(かんのんじじょう)
近江源氏の佐々木氏、後に近江守護六角氏の居城で、小脇館、金剛寺城を経て
六角氏の本拠となる。標高432.9メートル、南北に伸びる繖(きぬがさ)山の山上に
築かれる。南腹の斜面に曲輪を展開、家臣や国人領主の屋敷を配した。総石垣で、
安土城以前の中世城郭においては特異な点とされる。天文年間には城下町・石寺
も置かれ、楽市が行われていた。周辺は琵琶湖や大中の湖、美濃から京都へ至る
東山道、伊勢へ抜ける八風街道があり、それらを管制できる要衝に位置する。
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いきなり本丸の画像ですが、ご覧のとおり基本何もありません。
特に紹介するべきものも無い、遺構が点在するのみの城跡ですが、
雰囲気としては、小谷城から更に観光地要素を排除した感じ…ですねw

チキンな性分もあって、廻ったところは僅かですが、辿ったルートの
画像をペタペタと貼っていきたいと思います。画質はスマホなんでry^^;
とりあえず大阪から新快速で最寄駅の安土駅まで。約1時間ちょっと。
安土駅でタクシーに乗車。有料林道利用で山上の観音正寺表参道側
の駐車場まで送ってもらいました。料金2380円(林道料金込)でした。
ちなみにタクシー。待機はいませんでしたが、乗り場に記載されている
電話番号に連絡したら、すぐに来てくれましたよ。
平日の朝ということもあり、誰もいませんし車もありませんね(苦笑)

まずは観音正寺を目指し、石段を登っていきます。駐車場からの
石段には手すりがありますので、標準装備?のゴム付軍手着用で
すいすい…のはずでしたが、ここだけでも結構しんどかったです(汗)

息を切らせながら、10-15分程度で観音正寺に到着。深呼吸。
いちおうお参りしておきました。願い事はただ一つ!蜂とか熊とか…

さあ、それでは行きましょう。目指すは観音寺城本丸。いちおう
マイルールで本丸or天守(台)到達で城クリアとしていますので。



お寺の脇を過ぎると、いよいよ本格的に山道な感じになっていきます。
チキン発動しました(ToT)

いちおう分岐には看板がありますので、そこは少し安心なところです。
信じて進むのみ。

う~ん。やっぱり寂しいし、怖くなってきますね。でもね、昔ある人が
言ったんですよ。「男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても
行動しなくてはならない時がある。」って。俺は行きます!

お、本丸跡の看板発見。どうやら目標地点まで、もう少しの様です。
でもこの表記…少し判りにくいんですけど…とりあえず前進!

人工物発見!

おおお!ひらけた場所に出ました。どうやら本丸到着の様です。
周囲には石垣も残されていますね。手で触れて、しばし数百年の
時の流れに思いを馳せます。



本丸周辺をぶらついていたら、発見しました。どうやらこちらが大手…
先程の微妙な表記はここを示していたんですね。ここを下って帰路へ。

無事に観音正寺まで戻ってきました。休憩所でスタンプGETし一服。
自販機に灰皿も置かれていて、個人的にはありがたかったです。

下山はさすがにタクシー呼ぶのもあれなので、表参道を徒歩で下ります。
駐車場からもひたすら石段ですが、手すりはありませんでした。
まあ、登りに比べたら楽勝です。森の空気をかみしめつつ、のんびりと^^

表参道の石段入口ですね。

この日吉神社の左の道を進むと、石段入口になります。

石寺楽市に到着。下山の所要時間は約35-40分といったところでしょうか。
ここでタクシーを呼んで、近江八幡駅に向かいました。料金2620円でした。
繖山を眺めつつ、お別れです。ちなみに赤い矢印のところが表参道です。

ということで、百名城~滋賀県制覇となりました。夏場になったら絶対に
自分ひとりでは無理な場所だっただけに、今回クリアできて良かったです。
平井丸も勇気を出して行くべきだったとは思いますが、まあいいでしょう。
そうそう、登りタクシー&林道利用しましたが、時間が許すならば表参道
を麓から登るのも一興かと思います。下山した時の感触から言ってるだけ
なので責任は持てませんが…。なあに、たかだか1200段だけですよ(爆)
道中は観音正寺まで、自販機&トイレもありませんので準備は念入りに~
